町家改修日記

打合せ(7回目)

工務店の親方が登場。私の自宅のオープンハウスを親方が見に来られたこともあって、実は既に面識はある。そういうご縁もあって、今回、相談にのってもらうことになった。 今のところ、既に相談にのってもらっている業者さんが設計と各種申請を担当、工務店が…

打合せ(6回目)

融資が決まってから、初めての打合せ。融資が決まるまでは、予算もスケジュールも、なんとなく漠然としたまま進んでいた。しかし、いくらまで使える(いくらまでに抑える)、いつから返済が始まる、という枠が決まると、急に具体性が増してくる。少々不自由…

祝!融資決定

「ほぼ決まりです」という電話のやり取りを何度かした後、いよいよ実印と印鑑証明を持って金融公庫に融資の手続きに行くことになった。 事前にうちら夫婦の銀行口座の通帳のコピーを送ったり、簡単な事業計画を提出したりしていたが、いざこれで決まりとなる…

日本政策金融公庫様様

ほとんどタに書いてもらったビジネスプランを持って公庫を訪れる。口頭試問はほぼ想定どおりの内容だった。傾向と対策を教えてくれた上に、ついてきてくれた工務店の敏腕営業さんに感謝。融資してもらえますように。 逆に融資がダメだったら、全体的にオジャ…

打合せ(5回目)

金融公庫の担当の方とお会いする前に、見積りや提出書類について簡単に打合せ。工事については、融資が受けられることが決まってからでないと、あまり細かいことを詰めてもしかたないし、実際、あまり興味もわかない。 そういえば、近くに比較的規模の大きな…

打合せ(4回目)

非常にゆっくりだが、一応、進んでいる。しかし、なぜ、ゆっくりしか進まないのかというと、タとマの役割分担がいまいち不明確なところも大いにある。この度、タは番頭さんとしての責任と権利を与えられたので、そのように動くことにした。 ということで、ま…

打合せ(3回目)

間取りや、もろもろの内装等の要件を踏まえて、1回目の見積りを出してもらった。まだまだこまかいところは決まっていないという前提で、ある部分はやってみなければわからない、ある部分は上限これくらいだろう、という感じになっていた。 具体的な金額が出…

経費

知人の税理士に聞いたこと。 Web開発に使うためのパソコンを買ったお金は経費として計上可能 調度品を見る目を養うために骨董セミナーに通った月謝も計上可能 あと、タがこんな本を買ってきた。個人でやる場合と、会社としてやる場合の違い・メリットなどが…

視察&打合せ(2回目)

宿として営業している町家さんを見学。宿として必要にして十分なものとは、という観点で視察。帳場は必須とされているが、場所が玄関すぐ横という立地?の為、うまく雰囲気の出せる空間の一部として取り込みたい。 庭はどの宿も必ずあった。これはとても重要…

打合せ

前回の打合せの時に鍵をお渡しして、更に入念に改修前の状態をチェックしてもらった。そして、営業する為に必要な最低限の広さや設備、および我々の好みを汲んで頂いた上で、図面を持って来てもらった。 必要にして十分、そして魅力的な間取りだった。土間あ…

結局、行政はケチ

今日の京都新聞より 京町家居住者、3割近くが保全関心なし 町家の居人へのアンケートで 「町家・町家風建築物と認識している」は45% 「普通の木造住宅と認識している」は50% だったとのこと。京都の人でもまだ、いわゆるべんがら格子に虫籠窓みたいなのが町…

久しぶりに打ち合せ

今日は宿の運用を手がけている方にお会いした。 特に外国人の観光客に強いというのがふれこみ。昨今の外国人観光客の動向のあたりから、丁寧に説明して頂いた。海外の顧客が目に触れるメディアに営業するのは確かに面倒なので、その辺の面倒を見てくれるのは…

近況

前回から結構時間がたったが、とくに進展はなし。担当者とほかの用事で話したついでに聞いたところによれば、事業計画のドラフトを作成してくれるプランナーさんに依頼しているとのこと。昨今の町家ブームで同業が次々OPENしていくのをみてるとちょっともど…

打合せ(1回目)

先月の下見の結果を踏まえて、どんな活用方法が考えられるか提案を頂いた。大きく3つのパターンがある。 そのままの状態で定期借家として貸す 改修して宿や賃貸として活用したいという方に貸す方法。我々の懐はほとんど痛まないが、路地の奥という立地が飲食…

下見

お世話になっている不動産会社の方に、物件の中を見に来てもらった。そもそも古いだけのおんぼろ物件だと思っていたが、どうやら典型的な町家と呼べるものだそうだ。 台所の天井はもともと火袋(吹抜け)になってたようだ。今は床が張ってあり、二階部分は収…