どうやってなおしていくのか
現場がだいぶ現場らしくなりました。今日は工事を担当いただく工務店の職人さんとはじめてお会いした。背が高くてすらっとした、とてもやさしそうな方。大工さんというよりは劇団員みたい。大工って意外とロン毛の人多いのね。よろしくおねがいします。
現在の躯体の状態についてお話をうかがう。傾き・歪みはましなほうらしいが、建物全体がやや東側に傾いているとのこと。
上記の写真の矢印のように右から左に向かって少し下がっている。どれぐらい傾いているのかというと、右側(の床)が1.5cm上がってる。なので、床の左側に見えてる柱をジャッキで持ち上げて(持ちあがるらしい!ファンタスティック!)補正するんやって。ただ、水平になるまで1.5cm持ちあげるのは建物の他の部分に影響が出るかもしれないということで、様子をみながら5mm程度にとどめておくとか、そんな感じでなおしていくらしい。
ジャッキ!まじで!すごい!と反応したら、そこにおいてあるでしょ、と教えてもらったんやけど、なんかちがうものを写真に撮ってしまった気がする。空気を勢いよく出すような装置に見える。これたぶんちがうよね‥。
次の写真は玄関付近。
梁(白っぽく塗られているとこも柱)が、写真の奥(玄関の外)方向に向かって傾いている。これは下屋の重さによるものだとか。
そういえば!前に現場を見に来たときに井戸かなー?と思ってたやつは、やっぱり井戸で今でも地下水があるらしい。京都の地下水は豆腐作りや茶の湯などにも使われるたいへん良いお水なので、自宅やったら絶対再利用!してたけどなぁ。枯れてないので埋めるという作業がむずかしいため鉄板でふさぐようです。