祇園祭

祇園祭がはじまりました。17日の山鉾巡航やその前夜祭である宵山祇園祭の中でも目立つ存在ですが、実は7月1日から31日までが祇園祭期間です。10日に鉾建てがはじまると、いよいよ祇園祭らしくなってきます。

お店にも祇園祭関連のお菓子が並んでいます。これは四条木屋町にあるnikinikiさんのお菓子。

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手前中央が鉾で、手前右が八坂神社の紋です。(祇園祭は八坂さんのお祭りです) これらはすべて生八ツ橋でできています。それもそのはず、nikinikiさんは聖護院八ツ橋さんプロデュースのお店だそうです。

京扇堂さん

かがりやの前の東洞院通を南へ約300m、天保3年創業の京扇堂さんの本店があります。

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1月の花びら餅からはじまって季節のお茶菓子が描かれた扇子。これは、いまや還暦をすぎたうちの母が「娘さん」だった頃持っていた京扇堂さんの扇子なのですが、今でもまだ同じものがお店で売られています。さすが老舗。京都駅までぶらぶら歩く道すがらにでも、のぞいてみてください。

あとは最近発見した超小ネタ、錦の冨美家のレシート。冨美家は少し前に冷麺や鍋焼きうどんを食べられる店舗が近くに移転し、元の場所ではバームクーヘンを販売したはります。そこでバームクーヘンを買ったときのレシート。

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ちょっとおもしろいので、バームクーヘン買うときはお釣りが出るように支払ってみてはいかがでしょうか。

都をどり

都をどりがはじまっています。

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ポスターの舞妓さんが着ている総踊りの衣装と同じ柄の手ぬぐいを入手しました。都をどり期間中(~4/30)、お出ししていますので洗面所でお使いください。

総踊りの衣装は毎年似たようなデザインですが裾のほうの柄が毎年変わり、今年は「宝船に四季草花」です。震災からの復興への思いを込めて、荒波を乗り越えて進む宝船をあしらっているそうです。

京都新聞 2012年02月22日 都をどり衣装合わせの記事(今年の衣装の写真が載っています)

お抹茶

お茶の道具あります。お気軽にお使いください。

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お気軽ではないイメージのあるお茶ですが、とくにむずかしいことはありません。茶杓で抹茶を2杯とお湯をちょろっと入れて、茶筅でまぜるだけ。インスタントコーヒーの作り方とほとんど同じです。ちなみにお湯を先に入れると仏さんにお供えするお茶になってしまうので、順番が重要です。お抹茶が先!

図解でわかりやすく説明しているWebページもたくさんあるので、いくつかご紹介しておきます。

近いところでは徒歩1分以内、東洞院通をはさんだお向かいに和菓子屋さん「甘仙堂」がありますし、お好みのお店で季節の生菓子を買ってくるのも良いと思います。お抹茶は適宜新しいものをご用意しますが、今置いているのは一保堂さんの春季限定のお抹茶「長閑(のどか)」です。

一保堂と言えば。先日できあがった額装は、一保堂の喫茶室嘉木の看板と同じ方に作っていただいています。嘉木の看板も見てみてください!

完成!

先日、額装をお願いした黒猫ちゃんの版画が立派になってかえってきました。

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取っ手のようなものは、古い蔵のカギをねこじゃらしに見立てています。背景は東南アジアの屋根の古材を利用。猫型の額縁は黒檀です。額縁の中から黒猫ちゃんがねこじゃらしを眺めています。

製作していただいたのは、彫刻家の三田一之さん。大変素敵な作品をありがとうございます!

その昔、この家で実際に黒猫を飼っていたのです。これからも額の中からこの家を見守ります。ニャー。