木の話。
書こう書こうと思っていながらも遅くなってしまった。うちの洗面所のカウンターに使っている「ヨノキ」という木の話。
先日、ヨノキはエノキのことでは?という記事を書いたんやけど、これに対して岡野国商店のボスから直々にコメントをいただいた。
ヨノキとえのきはたしかに同種のものやけど、プロの目から見るとあきらかに違いがあるとのこと。岡野プロが実際に木を見て、えのきとは違う性質だと判断したものをヨノキとして扱っているそうです。植物学的な話ではなく、あくまでも建築材として長年の経験に基づく見解ってのがまたいい。
ヨノキ以外だとケヤキも、昔は色や固さの異なる「ケヤキ」と「ツキ」に分かれていたそうですが、今ではどちらもケヤキと呼ばれているようです。こういう違いをちゃんと見分けられる職人さんが減ってしまったということなのかなぁ。円周率が3になってしまう世の中やもんな‥。